大木

思考はらせん
いつもぐるぐる回る
同じ所に戻っては
同じ風景でも
立ち位置が少しだけ高くなり
少しだけ視野が広がっている

今どこにいてもいい
必ずそこに戻ってくる
全く同じ場所ではないけれど
またあの感覚が戻ってくる

終わりのない螺旋の中の一点に答えなんかない
ただ回りながら
徐々にひらける景色を楽しむだけ

思考を止めれば
その場で歩みを止めて
広がる世界をじっくりと眺められる

ありのままの世界を見る事に
視界の広さは関係ない
ただ動きたければ
思考の螺旋を進んで行く
視野がどんどん広がって行く
ただ眺めたければ
そこから世界を眺める
見る事だけに集中できる

どちらも必要で
どちらも必要ない

ただ心のままに

それは心を傷つけて
思考させる
思考は心を曇らせる
霧の中らせんを進む
そうしてまた心を見つければ
少しだけ違った景色が待っている

時に思考の中
時に無の中で
ただ心のままに

夢を見る間
この美しい世界の中で
感謝と共に