心について

『人の生きる道』

道

この世界に
善悪はない

しかし、人として生まれて
自分自身とこの世界全てに添う道がある

嘘をつかない事
自分を欺けば、自分を見失う
自分を見失えば、命がある意味がない
人を欺けば、その人は自分の創った虚構の中の存在になる
人が虚構の存在になれば、世界全体、自分自身が嘘の存在になってゆく

悪口を言わない事
人の事を言っても、脳は主語を認識しない
言葉の刃は全て自分で自分に向ける事になる
人がそれを受け取れば、鏡になって反射する
一つの言葉が何倍にもなって還ってくる

愛する事
この世界は全て一人一人の認識で成り立っている
この世界の全てが自分の中にある
この世界で何かを愛する事は、自分を愛する事になる
その上、この世界が愛を反射してくれる

喜ぶ事
人の幸せを喜ぶ事が自分の幸せになる
豊かさは、所有した数ではなく、喜びを感じた数
その人の幸せが自分の幸せと思える事が多いほど、自分が豊かになる
この世のあらゆる物に喜びを見出だせば、そこから愛情が生まれ、誰よりも豊かになる

よく生きて良く死ぬ事
死に向かっては、何一つ持ってはいけない
後悔すべきではない
まさに死ぬ瞬間に望む事は何だろうか
自分と人に正直に自分を生きた事
愛する人に愛していると伝える事
心の底から望むのはこれだけ

誰だって
後悔と共に死にたくはない
自分を見失って生きたくはない
生きているこの「一瞬」も、生きては死んでを繰り返している
よく生きて良く死ぬ為に
人生をかけて、嘘をつかず、悪口を言わず、愛し、喜ぶ事は
この一瞬に、嘘をつかず、悪口を言わず、愛し、喜ぶ事と全く同じ事

難しい事じゃない
まさに今この一瞬
この一瞬に自分でしっかりと心の舵を握れるかどうか
それだけがこの世界の全て
それこそが生きる事で死ぬ事

美しい人生を

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