心について

目指すもの

アリゾナ モニュメントバレー

『目指すもの』

無理をせず
嘘をつかず
心のままに動き、語る

その言動や行動は
愛情を元にして
心のおもむくままでありながら
あらゆる物を受け入れ
自分も人も幸せにする
義からも礼からも外れない

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自分にとっては遥か彼方の目標。
まず、意識しなくても常にいい事を思うという事。
これは非常に難しい。
常に移り変わる世界で、他の鏡でもある自分自身が、周りの状況がどうあってもいい事を思うというのは並の事ではない。そしてそれが他に取ってもいい事であると言う事。それも非常に難しい。人は状況によっては正しい物を嫌う。

これを実行する為には
自分自身の心を知り手綱を握りながら
その心を在るべき姿に育てる事によって
ありのままで偽りの必要なく行くべき道を進む事が要求される

これだけでも途方もない事だ
しかしこれではまだ足りない

それと同時に
自分自身にとっての鏡であり
自分自身がその鏡となる外の世界の事もよく知りながら関わらなけなければならない
外と内は表裏一体
でありながら、合わせ鏡

世界の現状や常識や人の心を出来る限り理解する必要がある
外をよく知る事が出来、その上で十分に自分の心を育てていれば
心のままでありながらも
愛情によって他が求めるもの
状況に合った最善の行動
そういった物が自然と創り出せる

自分が他に影響を与える
他がいい状態であれば
それは自分に影響して、自分のいい状況を保てる
それをもって他にいい影響を与える
これを繰り返す

あまりにも不条理な環境に置かれたり
あまりにも人間性を失った人物と対する時には
最も難しい状況になる
そんな時にも、その状況を改善する力、その人物に気付かせる力が要求されるが
それよりも遥かに大切なのは、人々の行動や教育を持ってその予防をする事だ
これもまた難しい

変化で成り立つ世の中で、この目指すものを実行するには途方も無い技術と知識と経験が要求される。

自身の心を探求し、外の世界や人を理解し、物理的な働きかけをする能力を持たなければならない。
これによって、心のままでありながら自分にとっても他にとってもいい行動をする能力を持ちながら、それが現実的に可能なその瞬間の状況を創り出し続けなければならない。そして、それによって好循環を保たなければならない。
どれが欠けても成り立たない。

なんと果てしない。
自分の生きている間に達する事が出来るかどうかは分らない。
しかし、目指そうが目指すまいが生きて死ぬ。
迷い無く向かう方向を持てただけでも幸せな事。
拘らずに全力で楽しみながら目指すだけ。

覚え書きを残した所で
まずは今日
この一日をよく生きよう。

 

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