時代について

『どうせ世界は変わらない。訳がない!』

白砂漠 着物

今、日本では「普通」や「安定」と言った言葉が流行している。
では世界はどれほど安定していて、普通なのだろうか。
例えば一人の人間が長生きして過ごす人生の時間100年。
1914年 第一次世界大戦勃発
1918年 日本が史上初めて国際会議において人種差別撤廃を提案
1919年 世界初の定期航空便が誕生
1935年 トヨタ初のトラック「トヨダ・G1型トラック」登場
1939年 第二次世界大戦勃発
1945年 広島、長崎に原子爆弾投下 日本敗戦
1948年 イスラエル建国
1953年 Windows実用化
1969年 人類初の月面
1985年 NTTがショルダーフォンを発表
1990年 インターネットの普及
2011年 東日本大震災発生

2014年
タイ反政府デモ継続中
シリア争乱継続中
アフリカ西部でエボラ出血熱が流行中
ウクライナ、ロシア緊張状態
イラクの情勢不安
イスラエルのガザ侵攻
ソフトバンクは汎用ロボットを発表

望もうと望むまいと、
世界は確実に変わる。
この世で変化だけが変化しない事。

我々の言う普通は、ここ何年の事なのか。
我々の言う安定は何年間のどんな状態の事を言っているのか。

諸行無常
変化の波はこれからも確実に押し寄せる。

確実に来る波を来ないように祈る事は無益
来ると解っていて目を逸らして飲まれるのは自由
しかし、我々には見る能力が備わっている。
ただ未来に目を向ければいい。

波に飲まれて混乱と危険に身を委ねるよりは
その波を乗りこなして新しい時代を生きるほうが楽しいのではないか。

どうせ来る変化を、恐ろしいものにする事も、素晴らしい物にする事も我々次第。
ならば素晴らしい未来を皆で目指したい。

「普通」も「安定」もただの気のせい。
それは自明の理。
今この時代、大きな波がすぐそこまで迫っている。

どうせ世界は変わる。

心から笑って生きて
心から笑って死ねる事を願って。

-時代について
-, ,