平和について

アジアの平和

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『アジアの平和』

自分「中国人は頭がいいよね。紙に火薬に印刷、素晴らしい思想家の数々。今読んでる諸葛亮孔明も素晴らしい。」
中国人「私たちは私たちの文化の多くを失いすぎた。今の政府の元では何も出来ない。日本人は本当に賢い。あらゆる国の歴史や技術を学んで素晴らしいものを作る。」
自分「次は一緒に平和を作ろう。」
中国人「ははは。そうだね。」

絶対に忘れてはならない事
『罪を憎んで人を憎まず。』

どこの国でも言える事
『民衆と政府は同じではない。』

中国政府が隣国に行っている事。
チベット、ウイグル、東南アジア、インド、韓国、日本。
これは絶対に無視してはならない。
外交も冷静に切れ味よく行わなければならない。
これほどの事をしている政府を甘く見て隙を見せるような事は絶対に許されない。
隣国として自国民の生存の為にも筋の通らない事は指摘しなければならないし、それが可能になる為の実力は必要不可欠。
綺麗事だけでは家族や国を殺されかねない。

しかし、この事実や状況を受けて「中国人を嫌う」のは筋が通らない上に、日本の利益を考えた上でも前進にはならない。
『罪を憎んで人を憎まず』
『民衆と政府は同じではない』

中国の民衆の大部分は格差に苦しみ、貧困に喘ぎ、一人っ子政策などの政策に心を引き裂かれている。
海外に出た事のある民は自国の政府を客観視して問題を自覚する。
中国国内からでられない人々はそれにすら気付く事が出来ず、苦しい生活の中、情報規制で目を閉じたまま反日を暗唱させられて矛先を逸らされる。

我々が真に行うべき事は何か。
中国政府が他国にしている事のみを見て、彼らを一括りにして嫌い遠ざけ、敵視する事か。
絶対に違う。
彼らの目を見て話せば解る。温かい人々だ。

我々が真に行うべきは
冷静で客観的に状況を把握して、自国を守り、多国間でも筋が通る外交が行われるように力を尽くす事。
と同時に、どこの国の人々であれ、その民衆が苦しみに喘いでいるのであれば、どうすれば共存光栄出来るかを真剣に考え、実行していく事。

政府は民衆から作られるとも言える。
しかし、中国4000年の歴史を見てほしい。
支配の歴史が脈々と現代まで続いている。
民は度々圧制に苦しみ、支配の為に知識者層が弾圧、殺戮され、声を挙げれば叩き潰される。
未だにそうだ。
現在、中国も含め、多くの人々が自立して尊重し合いながら共に調和の中で生きて行けるような社会を作って行く為の過渡期だ。

自分は中国政府を批判したい訳ではない。
彼らには彼らなりの正義がある。

ただ、日本の皆さんに伝えたい。
長期的に見れば、アジア全体の友好関係は「自身の生存の為」一つを取ってすら、必要不可欠。
中国政府とシリアスな姿勢を取らなければならないとしても。
あの土地に住む人々との友好を最終目的に据えておく事は絶対に忘れてはならない。
自分を守りながらそれを行う為の手段として、真剣な対話をしなければならない。

「友好が必要だから中国を信じて好きになろう。」とか
「中国は危険だから反中国の風潮を日本に作って危機意識を持たせて国を守ろう。」とか
そういったことが必要なのではない。

断固、平和を目指しつつ
冷静に事を進めなければならない
その為には
罪を憎んで人を憎まない強い心と
世の中の真の姿を見極める目が必要になる

それらを持つ為には、多くの努力を要する。
多くの事を学んで知識を広げ、多くを経験して心を研き、国内外問わず多くの人と対話して魂に触れ合わなければならない。

日本人にはそれが出来る。
自分はその為に全身全霊を注ぐ。
今この時代、だからこそ出来る事。
日本が一丸となって和を広げて行ける事を願って。

ありがとうございました。

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