オーストラリア人 着物

オーストラリア人のスキューバダイビングのインストラクター同期だった友人とベルリンで再会。
昔一緒に仕事をしていたり、ダイビングしたり、ロッククライミングしたり、滝登りしたり、魚釣りしたり、懐かしい。
アウトドア系なら何でも仕事に出来るほどのエキスパート。

真冬も雪の積もる中この格好で出歩いていたらしい。
オーストラリア魂。さすが。笑

彼に取っては常識は有って無いような物。決め事以前に人を傷つける事は論外だし人と楽しく生きる為の能力がずば抜けているから常識を度外視しても環境も人 もいい物になる。ただ決め事を無視した結果、トラブルが起きたり損をする覚悟も出来てるしそれを笑い飛ばせる度量もある。
驚くほど何でも簡単に手に入れて、普通はしがみついていたくなるような物も驚くほど簡単に人に譲ったり手放したりする。身軽で自由。

オーストラリア人にはそういう所が有る。
特に田舎出身の人は驚くほどタフ。
「自由」と「責任」を個人単位で負い切っている人が多い。
環境と歴史を見れば当然だが日本人から見れば驚くような事が有る。

オーストラリアは「クロコダイルダンディ」も有名だが、彼の出身の町では素手でクロコダイルを捕まえられるおじさんはそんなに珍しくないらしい。
オーストラリア人は外を裸足で出歩く事で有名だが、ガテマラの山を歩いていて裸足で山歩きしているオーストラリア人に会った時は流石に驚いた。
田舎の方では小さな子供の遊びが恐ろしく高い崖から川にターザンをしながら飛び降りるなんてことも珍しくない。
オーストラリア人に「弓矢で豚かりながら一緒に旅しよう!」なんて本気で誘われたりもした。
彼らはいつも面白い事や冗談言って笑ってる。
ふざける度が過ぎる事もあるけれど楽しくて仕方ない。

大きい街の人はこんなにワイルドではないけれど、オーストラリアにはこういう人が普通に居る。

こういうオーストラリア人が堪らなく好きだ。
そこに代々荒野を自分の力で生き抜いて来た「オーストラリア魂」を感じる。

彼が昔、一緒に山に行った時に言った言葉が印象に残ってる。
「日本人は殆どの人が一生懸命に高等な教育を受けててすごいよな。オーストラリア人も見習うべきだ。」
複雑な心境だった。
その時、丁度自分はどうしたら日本が彼らの様に一人一人がより自由で力強く生きられるのかを考えていた。

結局はいつも無い物ねだり。となりの芝は青い。
良い所は認め合って学び合いながら違いや個性を尊重し合わなければならない。

では、
今の日本人の魂は如何に。
これからの日本人の魂は。

それはただ我々自身が今ここで体現する事でしかない。
この時代に、日本人として産まれた事を嬉しく思う。