立志塾

【夢を叶える4つのプロセス】

夢とは何か、どうしたら叶えられるのか。

考えるだけでは答えは出ない。
では、人はなぜ生きて、何かを目指せるのだろうか。

人生には、外から与えられる使命や、正解はない。
全てを、自身で「決める」しかない。
「見つける」のではなく「決める」のだ。
そのために最初に必要なのが「感情」で、そのあとに「思考」が必要になる。

自分を動かす根本にあるのはいつも感情。
「家族を守りたい」
「自然が美しい」
そういう想いに突き動かされて、行動する時、初めて合理的思考が必要になる。

しかし、合理性だけで何をすべきかを考えても、永遠に夢は見つからない。
と同時に、感情論だけの夢では非現実的になってしまう。

では、どのように思考と感情を使い分ければ、
人生を豊かにしながら、夢を叶えられるのだろうか。
それは、以下の方法で実現できる。

ー夢を叶える4つのプロセスー
①根本になる動機をポジティブな感情としてはっきりと認識する。(ポジティブな感情)
②根本の動機から、夢を思考の発散で決める。(ポジティブな思考)
③夢を叶えるための、具体的なアクションを批判的思考で決める。(ネガティブな思考)
④具体的なアクションを決定したら、迷わず前向きに突き進む(ポジティブな思考)

①根本になる動機をポジティブな感情としてはっきりと認識する。(ポジティブな感情)
全ての動機は感情論に基づいている。
そして、一見「何かを避けたい」というネガティブな動機だったとしても、その裏には「こうありたい」というポジティブな望みが必ずある。どんな動機も、ポジティブとネガティブ両方の感情を生み出すことができる。しかし「何かを避けたい」でも「こうしたい」でも、根本的にはポジティブに求める「望み」なのだ。それをはっきりと自覚する。
その上で、自分はどんなことが好きで、何を望むのか、人生を振り返りながら、目の前のことに全力で取り組みながら、じっくりと考えてみる。
自分の根元から湧き出る感情を基に夢を決めれば、揺るがぬ土台になり、自分を支える芯になる。

②根本の動機から、夢を思考の発散で決める。(ポジティブな思考)
好きなことや、守りたいもの、それらを基に夢を膨らませる。
たくさんのことが思いつき、やりたいことや、達成したいことが増えてゆく。
その中でも、一番目指したい世界や、やりたいことを夢として練り上げる。

③夢を叶えるための、具体的なアクションを批判的思考で決める。(ネガティブな思考)
夢の実現を目指して動き出す時には、現実と向き合って、具体的に行動をしなければならない。
準備のために必要な行動もある。
夢の達成のための具体的な行動を決める時には、希望的観測を手放して、徹底的に合理的に考える。
そうすることで、気持ちが重くなったり、ワクワクする感情が小さくなってしまうかもしれない。
しかし、それはあくまで一時的なこと。
夢に向かう自分は大砲の弾のような物。
発射する時には角度を綿密に計算しなくてはならない。

④具体的なアクションを決定したら、迷わず前向きに突き進む(ポジティブな思考)
削ぎ落として、合理的に納得できるアクションプランができたら、それを実行すると「決める」。
決めたら、あとは迷わない。
ポジティブな姿勢で行動する。
我慢して合理的に研ぎ澄ました分、ワクワクしながら爆発的に動く!
ただひたすらに、実現すると信じて、そのために必要なことは何かという思考に集中して、突き進む。
そして、やり抜いて、達成したら、また新しい行動を考えて、決めて、実行する。
万が一、やりきってうまくいかなかったら、くよくよ考え込まずに、反省して次に活かす最高の学びとして、また次の行動に移る。失敗はない。全ては夢へ至る過程なのだ。

・最後に
③、④を繰り返して、夢の実現を目指す!
夢が叶ったなら、①、②をまた見直して、また新たな夢を見る!

①、②のプロセスを深めるために、自分の心を深く知り、世界を広く知れば、
どんどん、自分の望みと、公益性が重なってくる。
自分の幸せと、人の幸せが重なってくる。
その重なりが深まるほど、一人の夢が、多くの人の夢になる。
夢はどんどん大きくなって、多くの人々と一緒に達成できるようになる。
それほど豊かな人生はない。

死ぬまでそれを繰り返せれば、
それほど、幸せな人生はない。

いい人生を!!

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