マチュピチュ、ペルー。
想像以上だった。
インカ文明特有の精巧な石組み。迷路のように入り組んだ建築。それらが切り立った崖の上に建てられているという事実。そしてその見晴らし。

16世紀、スペインが侵略してきた時に見つからなかった為に破壊を免れ、1911年にいい状態で発見された。この遺跡の多くは謎に包まれている。

大岩にそった階段


雨に濡れる空中都市


多くの部屋がある


入り組んでいる


コンドルと呼ばれる岩。下が顔、奥にある二枚の大きな岩が翼。


遺跡の周りに作られた段々畑。物凄い傾斜。

今回、ワイナピチュという山に登った。
最初の写真でマチュピチュの遺跡の奥に見える急な高い山だ。
近くで見るとこんな風に見える。

一日400人限定でこの山に登る事が出来る。
驚いた事にこの山の上も遺跡になっている。

驚愕の一言。

かなり急な階段を登る事30分。
いきなり石の建物が現れて驚くと同時に、素晴らしい眺めが広がる。

ワイナピチュの入り口


まさに空中都市


霞の中のマチュピチュ


足下には無数の段差


霧が晴れたマチュピチュを遥か眼下に望む。

マチュピチュも素晴らしいけれど、このワイナピチュに本当に驚かされた。
こんな急斜面、整備される前なら本当に登るだけでも命懸けなのに、そこにこんな建築をしてしまう。現代の人に理解出来る合理性の外に価値を見いだしていたのは確かだ。
この土地の人が言っていた。
「我々はインカの時代から常に神々と繋がっていた。神々と呼ばれる存在、動物や人間の魂、自然界を動かすエネルギー、そしてエネルギーとしてのこの世界のあらゆる存在そのもの。これらを常に大切にし、それらと共に生きてきた。」
それらの存在との関わりの中でこの場所を選んだのだろうと想像する。

その後月の神殿へ向かう。
その道のりも美しい。

岩の壁に道が組まれている


階段も素晴らしい。


道端の花


遺跡を通り抜けて


ここが月の神殿
洞窟の中に遺跡がある。
ここからまた遺跡へ戻って行く。

人間とはなんなのか。
現代の感覚では理解出来ない建築物の数々。
まさに空中都市。
想像を絶する物を前に思い知らされる。
人の限界も、常識も、あってないような物。
多様性の中で、自分自身を生きていたい。